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レポート
【大阪・関西万博特集】いよいよ開幕!広大な会場の見どころをご紹介 – 前編
いよいよ開幕、「2025年 大阪・関西万博」
ついに開幕を迎えた「2025年 大阪・関西万博」株式会社サピエントは運営参加 サプライヤーとして協力しています。
株式会社サピエントは、運営参加サプライヤーとして本万博に協力しています。また、一部パビリオンへの人材提供を通じて、この歴史的イベントを支える一員となれることを心から光栄に思っています。
今回は広大な万博会場をより楽しんでいただくための注目ポイントをピックアップ。前後編に分けてレポート形式でお届けします!
※本記事は2025年4月7日(日)のテストラン時点での情報をもとに作成しています。最新情報は、公式サイトや公式SNSにてご確認ください。
まずはゲートを通過!
万博会場への入場ゲートは2種類ありますが、今回は多くの方が利用されるであろう主要な動線に沿ってご案内します。
こちらは最寄りの「夢洲」からすぐの東ゲートです。お手洗いは駅の構内と、エスカレーターを登った先にもあるので空き状況に応じて利用するのが良いでしょう。
チケットを事前に準備し、荷物検査に応じてスムーズな入場を目指しましょう。
入場!
東ゲート付近の総合インフォメーション
東ゲートから入場してすぐの場所には、総合インフォメーションがあります。
ここでは、会場全体のマップやイベント情報はもちろん、パビリオンの予約に関する情報提供やサポートも行っています。
もし迷ってしまった際や、当日のパビリオン予約状況を確認したい場合は、こちらに立ち寄るのがおすすめです。特に各パビリオンの予約は基本的にWEBでの手続きが必要。ちょっと不安だ、という方はこちらにお立ち寄りください。
当社がサプライヤーとして提供している「リモート接客システム SAPI-MO」もこちらに設置されています!
リモート接客の対応時間は状況に応じて変化しておりますので、現地で稼働している際には是非ご活用ください。
象徴的な大屋根リング
インフォメーションを抜けると、目に飛び込んでくるのは、世界最大規模の木造建築である大屋根リングです。
一周約2kmにも及ぶこの巨大なリングは、万博会場のシンボルであり、回廊からは各パビリオンや会場の景色を一望できます。歩いているだけでも圧倒的なスケールを感じられるでしょう。
大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn
リングに沿って右に外側を歩いていると、「東ゲートゾーン」に「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」が見えます。
こちらは(公社)大阪パビリオンが提供するパビリオンです。テーマは「REBORN(リボーン)」であり、未来に実現を目指すヘルスケアや都市生活の体験、iPS細胞をテーマにした再生医療の可能性を発信します。
- 未来のヘルスケアや都市生活を体験できる「リボーン体験ルート」(事前予約対象)
- 全身で感じる体験型コンテンツ「XD HALL モンスターハンター ブリッジ」(事前予約対象)
- おいしく健康的なフードなどを提供する「ミライの食と文化」
- 出展企業の展示や複数人プレイが楽しめる「バーチャル大阪ヘルスケアパビリオン」
- 屋外ステージでのイベントも予定されています。
関西パビリオン
先に進むと「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」をテーマにした「関西パビリオン」が見えます!
関西広域連合が運営しており、関西の魅力や各府県の取り組みを紹介しています。各府県の特色を活かした展示やイベントが予定されており、関西の多様な魅力を一度に体感できるでしょう。
- 関西パビリオンに関する情報発信
福井、三重、滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、徳島といった関西の各府県に関する情報が提供されています。 - 関西観光情報
関西の歴史、伝統、文化、そして未来に向けた多様な魅力を紹介し、観光資源の宝庫としての関西をアピールしています。 - 関西の未来を探す旅 や タイムトリップ2025といったコンテンツも用意されており、各府県の取り組みや万博に向けた各府県の活動内容が紹介されています。
リングの中央には「シグネチャーパビリオン」が勢ぞろい
大屋根リングを抜けると数々の海外パビリオンが。更に会場の中心に向かうと、各界の著名なプロデューサーが手がけるシグネチャーパビリオンを見ることが出来ます。
それぞれのプロデューサーの個性と情熱が詰まったこれらのパビリオンは、「いのち」というテーマを多角的に捉え、私たち来場者に新たな気づきや感動を与えてくれること間違いなし!
まさに、万博の目玉と言っても過言ではありません。
河森正治シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」
「いのちは合体・変形だ!」をキーワードに、アニメーション監督・メカニックデザイナーの河森正治氏がプロデュースするシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」。生物多様性を合体・変形させた象徴である『いのち球』を中心に、最先端テクノロジーを駆使した4つの「いのちのスペクタクル」が展開されます。
- 超時空シアター: VRゴーグルによる没入感と一体感を両立した、宇宙スケールの食物連鎖体験。
- ANIMA!: 映像、音楽、振動がシンクロする、全身で感じるいのちのミュージカル。
- 宇宙の窓: 4mの巨大ビジョンで、人間の感覚を超えた時空スケールの映像を体験。
- 無限メタモルフォーゼ: 生物の死と分解、そして新たな生命の成長を描く。
パビリオン誕生の軌跡や『いのち球』の海洋堂製フィギュアの展示も見逃せません!
福岡伸一シグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」
「いのちって、なんだろう」という根源的な問いに向き合うのは、生物学者・福岡伸一氏がプロデュースするシグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」。動的平衡をキーワードに、生命の絶え間ない変化とバランス、そして利他性の重要性を体感できるでしょう。
- 生命が自らを壊しながら作り直す「動的平衡」のコンセプト
- 共生や協力といった利他的な生命の進化の歴史
- 生命が形を表す瞬間をイメージした、柱のないエンブリオという建築
- 32万球の光の粒子が生命のドラマを描く、立体シアターシステム「クラスラ」
より良い社会と地球の未来に向けて、「いのち」を捉え直すための哲学に触れることができます。
広報担当も実際に体験してみましたが、光の粒子で表現される「いのち」は美しく、福岡氏のメッセージに思わず納得することとなりました。深い……。
石黒浩シグネチャーパビリオン「いのちの未来」
ロボット研究の第一人者である石黒浩氏がプロデュースする「いのちの未来」も要チェックです。
ここでは、科学技術が飛躍的に進歩した未来の都市を舞台に、「人間とは何か」「幸福とは何か」といった問いを探求します。アンドロイドやAI技術が私たちの生活に深く浸透した社会で、人間らしさとは何かを考えさせられるような体験ができるかもしれません。オンラインで体験できるバーチャルパビリオン「いのちの未来」では、未来の街の市長になって、自分だけの50年後の街づくりを体験できるコンテンツも用意されているとのこと。こちらも楽しみですね!
宮田裕章シグネチャーパビリオン 「Better Co-Being」
データサイエンスの専門家である宮田裕章氏がプロデュースする「Better Co-Being」は、「いのちを響き合わせる」をテーマに、私たちがどのように繋がり、共に生きる未来を築いていくかを考えさせてくれるパビリオンです。
経済中心だった世界から、環境、人権、健康、平和といった多様な「いのち」の軸へとシフトしていく現代において、資源を奪い合うのではなく分かち合い、境界を越えて繋がり合うことの重要性を訴えます。人と人、人と自然、人と世界など、多様ないのちと共鳴し、共に未来へ向かうためのヒントが見つかるはずです。
落合陽一シグネチャーパビリオン 「null²」
メディアアーティストの落合陽一氏がプロデュースする「null²」は、「未知の風景」をテーマに、物理的な体験の価値を再定義するような、革新的なパビリオンを目指しています。
訪れた人々の身体をデジタル化し、パビリオンの中で有機的に変形し自律的に動作する身体と対話するという、有史以来行われてこなかった鏡の再発明とも言える体験ができるとのこと。
デジタルと自然が融合した、まだ見ぬインタラクティブな空間で、新たな発見がありそうですね!特徴的な外観も必見です!
中島さち子シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」
ジャズピアニストであり数学研究者、STEAM教育者でもある中島さち子氏がプロデュースする「いのちの遊び場 クラゲ館」は、まさに「いのちが躍る、いのちが歌う、いのちがひらく」を体感できる場所。
一人ひとりに潜む多様ないのち(創造性)の光を爆発させ、創造の喜びで世界と繋がる、プレイフルで希望に満ちたインクルーシブな未来「共創」社会を模索する旅へと私たちを誘います。
クラゲをモチーフにした様々なインタラクティブな展示を通して、五感を刺激し、創造性を掻き立てられるような体験が楽しめそうです。
小山薫堂シグネチャーパビリオン「EARTH MART」
放送作家であり、食をテーマにした番組を多数企画してきた小山薫堂氏がプロデュースする「EARTH MART」は、「食を通じて、いのちを考える」というメッセージを掲げています。
地球環境や飢餓問題と向き合いながら、日本人が育んできた食文化の可能性とテクノロジーによる食の進化を共有し、より良い未来へと繋がる「新しい食べ方」を来場者と共に考える場です。「空想のスーパーマーケット」のような空間で、買い物を楽しむような感覚で、食といのちの循環に触れ、未来へのヒントと出会えるかもしれません。茅葺屋根のパビリオンという外観も特徴的で、日本の伝統的な要素と新しい食の体験がどのように融合するのか、注目したいですね。
河瀨直美 シグネチャーパビリオン「Dialogue Theater – いのちのあかし – 」
映画監督の河瀨直美氏が手がける「Dialogue Theater – いのちのあかし – 」。
「どうして私たちは、わかりあえないと思ってしまうのだろう。敵と味方に分かれてしまうのだろう」という問いかけから始まるこのパビリオンは、「対話」を通じて世界に存在する「分断」を明らかにし、その解決を試みるという、まさに実験場のような空間なんです。
体験の内容もユニーク!毎日異なるテーマが設定され、その日初めて出会う二人が観客の前で対話を行うんです。面白いのは、対話する二人のうち一人はスクリーンの向こう側、もう一人はなんと来場者の中から、会場となる対話シアターの手前にあるホワイエで選ばれるということ!
さらに驚くことに、この対話には脚本が一切なく、一度として同じ対話は生まれないそうです。スクリーンの向こう側にいる対話者は、関西だけでなく、東京など日本の他の地域や、開催回によっては海外から参加することもあるそうで、誰が登場するのかはその時になってみないとわからないという、まさに一期一会の体験ですね!
未来への一歩を体感できる万博へ——まだまだ続くパビリオンの魅力
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したパビリオンは、まさに大阪・関西万博の世界観を象徴する、見応えたっぷりの展示ばかりです。
もちろん、会場にはこれら以外にも、各国・企業・団体が趣向を凝らしたパビリオンがずらりと並び、それぞれに個性豊かなコンテンツが展開されています。まるで世界を旅するような感覚で、驚きや発見、そして感動に出会える場所です。
ぜひ実際に足を運んで、「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマのもとに広がる、多彩なパビリオンを巡ってみてください。
ひとつひとつの体験が、未来について考えるきっかけとなり、希望を持って明日を見つめる時間になるはずです。
次回・後編もお楽しみに!
後編では、注目の別パビリオンの見どころ紹介に加え、思わず手に取りたくなる万博限定のお土産ショップ、そして海外パビリオンでのユニークな体験レポートをたっぷりお届けします!
万博の“もう一歩深い楽しみ方”を、リアルな目線でお伝えしますので、ぜひご期待ください。
開催概要
イベント名称 | 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博) |
開催期間 | 2025年4月13日(日)~10月13日(月) |
開催場所 | 大阪市此花区 夢洲(ゆめしま) |
テーマ | いのち輝く未来社会のデザイン Designing Future Society for Our Lives |
運営元 | 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 |
URL | https://www.expo2025.or.jp/(外部リンク) |
当社について
- 会社名:株式会社サピエント
- 本社所在地:東京都港区台場2丁目3-1 トレードピアお台場14階
- 会社設立:2012年8月28日
- 資本金:2,000万円
- 代表取締役社長 湯川智子
- URL:https://www.sapient-inc.co.jp/
株式会社サピエントは、企業のブランド向上や製品の販促というBPO業務を、高度専門人材を活用して担当する企業です。
「人が集う場」となる、街・オフィス・ショールーム・アリーナ、そしてエポックメイキングな博覧会・展示会・イベントコンベンション・各種プロモーションが活動領域です。
優れた才能を見出し、更なる成長をサポートする為に、たゆむことなく自らを研鑽して参ります。
人材についてのご相談
長年の人材サービス提供の経験を活かし、国際的なビジネスシーンで活躍できる通訳・翻訳のエキスパートをはじめ、高い語学力を持つアテンダント(PG)など、多様な人材を提供しております。イベントアテンダント(通称:イベントコンパニオン、プロモーションガール PG)の手配に関するご相談はお気軽にお問い合わせください。
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