CP+2025 現地レポート！ 最新技術と熱気が横浜に集結

2025年2月27日（木）から3月2日（日）の4日間、パシフィコ横浜で開催されたカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2025」。ハイブリット形式の開催で、今回訪れたリアル会場には若い世代から年配の方まで、幅広い年齢層のカメラファンが集まり、最新技術に触れ、写真文化を体験する熱気に満ち溢れていました。

写真や映像の楽しさを見て触って仲間と共感できる、というこのイベントは、カメラ・写真愛好家だけでなく、スマートフォンを使って写真や動画を撮影したり加工をしてSNSに投稿する人たちも楽しめる内容となっています。
2025年は、過去最多となる125の企業・団体が出展（2月13日時点）とのことで、会場スペースも拡大し、展示や実機体験ワークショップに目を輝かせる来場者で盛り上がっていました！

 

会場は大盛況！ 人気ブースと注目ポイント

キヤノン／キヤノンマーケティングジャパン

撮影からプリントまで、写真の可能性を体験できる「Photo Creation Zone」、EOS R SYSTEM撮影体験では2024年7月に発表された「EOS R1」「EOS R5 Mark II」に搭載された「アクション優先」「登録人物優先」を体験できるバスケットコート付きのハンズオンコーナーが設置され、至近距離での撮影に加え、超望遠レンズの体験コーナーも用意されており臨場感ある撮影体験が可能でした。

特にプレゼンテーションステージで行われていたYouTuberによるセミナーは集客に大きく貢献し、多くの来場者が熱心に耳を傾けていました。

　

 

ハクバ写真産業

ハクバブースでは最新鋭のカメラバッグ、写真用品、ベルボン三脚やスワロフスキー双眼鏡などが勢ぞろい！
AIを活用した接客を導入し、来場者の注目を集めました。更に70周年記念を記念したノベルティのトートバッグはすぐに配布が終了するほどの人気ぶりでした。

　

 

ソニー／ソニーマーケティング

ソニー／ソニーマーケティングのブースでは静止画・動画を問わず、撮影、編集、コンテンツ管理から配信まで、クリエイターの可能性を広げ、さらなる感動を創り出す最新のイメージング製品・サービスをご紹介。
デジタル一眼カメラのフラッグシップモデル『α1 II』やVLOGCAM™などのカメラ、豊富なレンズ群を展示されており、「Creators’ Cloud」の最新版デモも実施。
Gマスター™レンズの交換撮影体験コーナーでは、来場者が持参したα™シリーズのカメラに好みのGマスターを選んで装着して撮影できるということで多数のファンが集まっていました！

　

 

富士フイルム

Instax“チェキ”の可愛らしいシリーズが出迎えてくれた先にはカメラ・レンズが勢揃い！圧巻です。
撮影体験も「望遠レンズ」やダンサーを撮影できる「風と光のダンス」、セットされた風景を楽しめる「Xの時計台」など、充実したラインアップがあり大盛況でした。

　

 

ニコン／ニコンイメージングジャパン／ニコンビジョン

ニコンブースではZシリーズのカメラ体験が人気を集めていました。特に「イメージングレシピ」という機能体験ブースが人気！
色設定の「ピクチャーコントロール」にプロのクリエイターが作成したレシピを取り込んで撮影できるというもの。
手軽に写真や映像を楽しみたい層からの支持を集めていました。

　

 

Evoto AI

CP＋と言えばもちろんカメラやレンズのブースが人気なのですが、Evoto AIのブースもかなり人気があり、お話を伺ってきました。
こちらの「AIレタッチ技術」を使用すると、ワンクリックでシワやシミ、クマなどが一瞬で無くなる、…とAIを活用した素晴らしい精度に脱帽です。
使用感はライトルームに似ていると思います。実際に写真を撮影し仕事をされている方々にとって、効率化が出来る革新的な技術として注目されていました。

　

 

Sigma

Sigmaのブースは目を引く円形の白いカーテン状のデザインで、目を引く作りとなっていました。
特に「Sigma BF」の新製品ブースは特に注目度が高く、多くの人が列を作っていました。列が長く撮ることは出来なかったのですが、斬新なフルサイズのミラーレスカメラはアルミユニボディでブラック・シルバーの2色展開。特にシルバーのデザインは格好良いので是非実物を体験してみてください！

　

 

大日本印刷/DNPフォトイメージングジャパン

DNPブースでは、「あらゆる想いをカタチにし、笑顔と安心に満ちた世界をつくる。」という事業パーパスにもとづいて、より多くの方々に“笑顔につながるプリントの楽しさ”を体感・体験いただける展示内容！
「プリント × ミュージックエンターテイメント」の体験や、証明写真機「Ki-Re-i®」が人気で、証明写真を撮る列ができていました。

 

その他、全体を通して望遠レンズのお試し撮影ブース・モデル撮影ブースは来場者から高い人気を集めていました。
レタッチのセミナー、撮影への立ち合いなど、各種体験コーナーはCP＋でしかできない体験です。単なる新製品発表の場ではなく、カメラファンが直接製品に触れ、撮影技術を学び、同好の士と交流できる貴重な機会として、写真・映像を通じたコミュニケーションの場としても大いに盛り上がりを見せました。

「撮る楽しみ」を最大限に体験し、共有できるイベントとして、今後のCP＋にも期待が高まります。

 

CP⁺（シーピープラス）2025

名称	CP+（シーピープラス）2025
主催	一般社団法人 カメラ映像機器工業会（CIPA）
会期	2025年2月27日（木）～ 3月2日（日）
場所	パシフィコ横浜（神奈川県横浜市西区みなとみらい１丁目１−１）
公式URL	https://www.cpplus.jp/（外部リンク）

 

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