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2024年9月13日

インタビュー

スタッフインタビュー Vol.11 ~自分らしく働く~| 前田優華さん

サピエントの大切な仲間を紹介する「スタッフインタビュー」。
今回はサピエント業務推進部の第1グループリーダー「前田優華」さんにお話を伺いました。

前職では『接客業』の経験もあり、現在はサピエントで『人材コーディネーター』として活躍中です。
仕事に対するまっすぐな思いを語っていただきました。

 

STAFF INTERVIEW ~自分らしく働く~

現在のお仕事内容を教えてください。

今現在、メインで多い業務は施設関係の運営です。
ショールームや企業の受付といった常勤スタッフが稼働するような施設の運営で、スタッフの採用、勤怠管理をはじめ、施設の運営方針に関してクライアント様とすり合わせながら進めています。
それだけでなく、単発のイベントや研修案件も担当しています。 例えばイベント案件だと株主総会、ポップアップイベント、展示会のアテンダント(イベントコンパニオン)の手配などを担当しており、当日の運営のフォローも行っています。
研修案件ですと、クライアント様から現状のお悩みをヒアリングして、講師の手配からカリキュラム内容の選定、研修テキストの準備、運用まで対応しています。

 

かなり幅広い業務をされていらっしゃいますが、サピエントに入社したのは前職でもそのようなお仕事をされていたからなのですか?

私は、広告代理店の営業やポップアップイベント会場での販売スタッフ、百貨店での販売スタッフなどを経験してきました。テレアポもやったことがありますね。
前職は、管理する側ではなく、自分が現場側に立つような接客のお仕事が多かったです。
もうワンランク、ステップアップをしたいという思いがありまして、マネジメントができる環境への転職を考えていました。さらに、経験上で広告代理店やイベント関係に興味があったので、まさにそれが同時に叶う環境ということで、サピエントに転職しました。

 

接客する側だったとのことですが、今までのご経験が活きていることや違いなどお聞かせください。

大きな違いは、前職の主な職種としては接客をする側の立場が多かったのですが、現在は接客をしているスタッフの方々をフォローしたりマネジメントする立場というところです。
前職で私自身がマネジメントされる側の立場だった時は、「もっとこうしてほしい」と思うことがあったので、私がマネジメントする仕事に転職して「接客する側の気持ちを理解できるからうまくやっていける!」と思っていました。
様々な現場で様々な出来事が発生するので、イメージ通りに進まないこともありながらも、これまでの接客経験というものは今のマネジメント業務にとても大きな影響を与えていると思います。

例えば、接客業はお客様の声をしっかりと聞き、その場でベストな提案をする力が求められるのですが、それはマネジメントとしてのスタッフの方々とのコミュニケーションやモチベーション管理に直結するスキルだと思うんです。
そう考えると、私の過去の接客業の経験は今のマネジメントをする立場として、スタッフからの意見や相談に対して「しっかりと聞き、その場でベストな提案をする」ことに役立っていると感じています。
他にも、接客の現場では常に目の前の問題に対してスピーディ―に、そして臨機応変に対応する力が試されるんです。その経験の積み重ねは、今現在のマネジメントの業務で起こる予測不可能なイレギュラーな事態に対しても、努めて慌てず、冷静な対応をすることにつながっているんじゃないかなと思いますね。

 

サピエントで働いていて良かったと思えた出来事はありますか?

簡単に言うと、コミュ力の向上ですね!
サピエントの業務は多くのスタッフと関わっていくことが多い仕事ですが、実は私、人とコミュニケーションを取ることがあまり得意ではない方なんです(笑)。
それこそ、スタッフだけでなくクライアント様とも接する機会も多いので、自分が努力をして変わっていかねばと思っていました。
サピエントの方々は、みなさんとてもコミュニケーションがお上手なんです。横で見ていてすごく参考になることが多くて!
そんな環境にいるおかげで、自分にとってとても勉強になるし、どんどん吸収できて、以前よりぐっとコミュニケーション能力が上がったなと思いますね。これからも精進します。

 

今期より新たにリーダーとなられましたが、リーダーとしての意気込み、今後の展望などお聞かせください。

リーダーとして、チームの力を最大限に引き出し、より良い成果を生み出すことに力を入れていきたいです。
一人一人の業務の裁量が大きいので、自分で進めながら「もっと効率的にできるのではないか?こうしたらもっと良くなるのではないか?」と気付く部分も出てきます。そんな時は、私自身の視点だけではなく現場のスタッフの方々の意見もしっかりと聞きつつ、それらを集約して考案し、チーム全体で課題として解決に向けた提案をしていくことで、今よりもさらに良くなっていくだろうと思います。
チーム全体が今まで以上に力を発揮できる環境ができれば、サピエントのさらなる成長にもつながりますし!

 

仕事のやりがいを感じる時はどんな時ですか?

イベントが成功してお客様が楽しそうにしているところを見たとき!
それから、現場に入ったスタッフが右も左もわからないといった状況から、指導をしていくうちにしっかり自立し、成長していく姿を見るとやりがいや達成感を感じます。
関わるスタッフの成長を感じられることが自分の達成感にもつながっていて、現場のまとまりを体感してくると、その場のキャスティングだけではなく、その先の人材管理までしっかり行うことの意義を感じます。

 

印象に残っているお仕事はありますか?

具体的な記憶としては、世界最大級のスポーツの祭典が印象に残っています。
その時は、ようやくコロナ禍が落ち着いてきた頃合いで、久し振りにたくさんの人が動く現場でした。
先輩と一緒に仕事をしていたのですが、キャスティングや現場のコントロールが自分一人では詰めが甘かったな…という苦い思い出があります。新型コロナの存在がなかったころよりも徹底して行われる感染症対策や、配置の考え方そのものが変わるのが本当に大変でしたし、イレギュラーの場合や、こういう質問があったらどうするのかなど、正解だけではなく、不正解の場合やあらゆる可能性が出てくるということを想定して挑まなければならなかったのですが、なかなか満足のいく状態ではありませんでした。
そういう時に自分だけで考えず、どんどん周りを巻き込んで考えれば良かったものの、自己完結しがちだったなと振り返っています。
でも、そんな経験もあるからこそ、今では「チームワークが重要!」ということを念頭にして業務を進めることができているんじゃないかと思いますね!
もう一度、同規模の祭典やイベントがあれば、その時よりももっとうまくやりたい!できるはず!と思っているので、モチベーションの継続につながっている出来事の一つです。

 

日々ご多忙だと思いますが、オンオフの切り替えはどのようにしていますか?

少し前まではキックボクシングをしていました!
運動しているとやっぱりストレス発散にもなりますね。深く考えなくていいので、切り替えにはすごく役立っていました。
最近では、しっかり寝ることと、自然を見に行ったりしています。副交感神経を高められるようなことを意識しています。

 

前田さんにとってサピエントとは?

人とのつながりを学べる場所です!
大きな仕事を成し遂げるにはチーム力、組織力が必要だということを、日々の業務を経て学んでいます。
一人でできる業務量は限られているので、周りを巻き込んで仲間に任せられるところは任せる。お願いするなら、きちんと情報の共有をする。分かり易く伝える。そうしたやり取りから、コミュニケーション能力も向上できますし、自分だけでいっぱいいっぱいになっていたらダメだよ!ということに気付かせてもらえました。
そうした経験は、一人で仕事をしていては中々経験することができないなと思います。
サピエントには明るくて責任感のある方々が揃っているので、気兼ねなく話せる環境が特に有難いですね。
私が新入社員の頃に分からないことで行き詰まると、先輩方は丁寧に細かく教えてくれて、しっかりフォローをしてくれました。経験を重ねればおのずと業務の知識はついてくるので、自分から積極的に聞き助けてもらいながら、一歩ずつ成長できる会社だと感じています。

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