世界中の女性達が、何ものにも不当に制限されず夢を追い挑戦できる社会および世界の実現を願って開催

株式会社サピエントはこの趣旨に賛同し、この度当イベントに協賛いたしました。
当社は、ミス・インターナショナルの皆様、これから社会で活躍しようとしている方々を応援するとともに、事業を通じて今後も女性たちが活き活きと社会で活躍できる場を創出して参ります。

国際女性起業家フォーラムとは

ミス・インターナショナルビューティページェントを運営する一般社団法人国際文化協会と、起業家と企業の成長を支える経済団体の一般社団法人東京ニュービジネス協議会は、「女性起業家の世界的なネットワーク構築」、「女性起業家の国際交流と社会貢献活動」等を目的に、将来性あふれる各国・地域代表のミスたちと自国の女性の活躍推進事情を共有し、更に良い方向性を模索するべく、第6回国際女性起業家フォーラムを3年ぶりに開催。日本の女性経営者や学生と、世界各国から来日しているミス・インターナショナル世界大会の各国・地域代表27名が参加。『Global Well-being』のテーマのもと、約60名が集い、より良い社会を目指して意見交換を行いました。

専業主婦から起業、株式会社ベル・フルール会長今野政代氏による基調講演

もともと専業主婦だった今野氏、近所の方向けにフラワー教室を開くうち複数の教室を展開するように。お花の世界大会での表彰、日本初のプリザーブドフラワーの本の出版等を経て起業し、今や売上10億円規模の会社に成長させるに至りました。その活動は国内に留まらず、工場をコロンビアに設置。貧困層の女性の就労、子供たちのためのスクールの設立、病院の開院など地域の発展に貢献しています。これらの活動は「地球の裏側のWell-beingにつながっている」と語り、なぜこのような国際社会の発展に寄与する企業にまで成長させることができたのか、その理由を座右の銘ともいえる「小さくても明確な目標を持つ」など5つのメッセージを交えて講演を行いました。

それぞれの立場から『Global Well-being』を考える

『Global Well-being』の大テーマの下、『幸せ』や『ビジネスにおける女性の立場』『女性のウェルビーイング』など様々な角度から意見が交わされました。各国の文化、宗教、政治情勢、多様なバックグラントを持つ彼女たちから出た意見の一部を紹介いたします。

Choosing NOT to fight ～戦わないという選択～

目的を達成するためにはどうあるべきかが大事。あるときは”平和のため”にという目的を達成するために立ち上がることもある。そしてその過程から様々なことを学ぶ。口論することもあるし、うまくいかないことがある、それこそが刺激となり自分を高めることにもなる。怒りや戦いを避けるには自分自身に”自信”が必要。自分に自信があれば戦わないことを選択し、許すことにつながる。常に謙虚でいることや、自分自身が何者であるかを知っていることが大事。（南アフリカ・ルーマニア・スペイン）

Diversity and Inclusion ～多様性と包括～

今私たちが参加しているこのミス・インターナショナルは他のコンテストと違って参加者と仲良くなれる。本当の姉妹のよう。これって美しく素晴らしいこと！相手に興味を持って、それぞれのことを考える。これこそインクルージョンそのもの！（北マリアナ諸島・パラグアイ・ペルー）

Women’s positioning in Well-being ～ウェルビーイングにおける女性の位置付け～

女性がどうということよりも、それぞれがどう考えるかじゃない？人によって感じ方が違うから。男性より女性の方がビジネスにおいて冷遇されている。でも、最近ではずいぶんと改善されてきている。改善されてきていることに目を向けたい。（ラオス・ナミビア・ネパール・ニュージーランド・ナイジェリア）

当日参加した各国・地域代表のミス・インターナショナルたちの中には、起業家、医師、教師、アーティストなど既に様々な分野で活躍をしている方が多く、それぞれが自身の国に貢献したいと、自分の意思や意見をはっきりと述べ情熱的なディスカッションを行いました。